「海ノ向こうコーヒー」は、株式会社坂ノ途中と言う会社のコーヒー部門です。
元々は「Mekong Organic Project(メコンオーガニックプロジェクト)」として活動を始め、2018年に現在のブランド名に変更されました。
この企業は、環境保護と地域社会の発展に重きを置き
アジアを中心とした様々な国(ラオス、ミャンマー、フィリピンなど)で
現地農家と協力してコーヒーを生産しています。
特に「アグロフォレストリー」と呼ばれる持続可能な農法を導入し
現地のコーヒーの品質向上だけでなく、森林保護や雇用創出を目指して活動する凄い会社です。
一部PRを含みます。
Contents
海ノ向こうコーヒーの企業情報と事業について
共同生産者として
「海ノ向こうコーヒー」は、株式会社坂ノ途中のコーヒーブランドです。
坂ノ途中は持続可能な農業を推進し、特に環境に配慮した農法や新規就農者の支援に取り組んでいます。
海ノ向こうコーヒーさんの活動は2016年にラオスで始まり、2018年に現在の名前に変更されました。
環境保護活動の一環として焼畑農業や森林伐採の影響を抑えつつ
森林の中でコーヒーを育てる「アグロフォレストリー」技術を採用しています。
この方法では、森林の木々を活かしてコーヒーの木を育て、強い日差しや寒波から守ると同時に
土壌の肥沃さを保ち、持続可能な形での生産を目指しています。
アグロフォレストリーとはAgriculture(農業)とForestory(森林)を掛け合わせた言葉です。
一つの土地に樹木と農作物を一緒に植え、植物同士や生態系の相互作用によって
農業と林業・畜産業を同時に行うことを指します。
これにより、持続可能な形でコーヒー栽培を行いながら、現地の雇用や収入を安定させています。
海ノ向こうコーヒーは、単なるバイヤーではなく「共同生産者 (Co-Producer)」として
現地農家と密接に協力しながら、コーヒーの品質向上や森林保護に貢献しています。
また、地域のニーズに応じた栽培方法や精製技術の改善、販路構築なども支援し
特にラオス、ミャンマー、フィリピンといったアジア諸国では伝統的な農業に基づきながら
新しい技術を導入して品質の高いコーヒーを作る取り組みを行っています。
色々な面から産地の抱える問題を解決するため活動しているのです。
コーヒーバイヤーとして
海ノ向こうコーヒーさんは、コーヒーショップやロースター向けにコーヒー豆の提供を行っています。
生豆の品質管理や精製技術も重視し、豆の多様性を提供しています。
さらに 現地の農家と連携し、コーヒー豆に対して、カスタムオーダーも可能です。
焙煎豆や生豆に関するサンプル提供や焙煎方法に関するアドバイスも行っており
細かい要望に応じた対応をしています。
生産地の方々と密接な関係を築き、生豆の品質管理や精製プロセスの向上を通じて
より高品質な豆を提供しています。
ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムなど、アジア諸国
エチオピア、ケニア、タンザニアなどアフリカ諸国
グアテマラ、エルサルバドル、コスタリカなど中南米
などなど30ヶ国、100種類以上のラインナップを取り揃えています。
そしてそれぞれの地域における栽培方法や精製プロセスを徹底し、品質高い豆を提供しています。
詳細な商品やサービスに関する問い合わせは、公式サイトなどからお問い合わせ可能です。
さらに会員になると会員限定のメールマガジンや仕入れ担当の方のリアルなお話が聞けたり
カッピング会などの企画にも参加する事ができます。
名前の由来とコンセプト
海ノ向こうコーヒーさんのブランド名の由来は、コーヒーを通して消費者に
「遠くに想いを馳せる、想像力を喚起する」というメッセージが込められています。
このブランド名には、コーヒーを飲む際に、カップの向こう側に広がる
「海の向こうの産地」に思いを馳せ、コーヒーが育つ自然環境や現地の人々の暮らし
そして見えない世界に思いを馳せるという豊かな体験から
未来を感じ取ってもらいたいという願いが込められています。
また、ブランド名が変更される以前の「メコンオーガニックプロジェクト」からの移行も
アジア地域を中心とした産地とのつながりをさらに強調するためのステップでした。
この変更により、ただの「おいしい」コーヒーとしてではなく
その背景にある産地のストーリーや持続可能な取り組みを重視する
コンセプトを広めたいという思いが反映されています。
産地の人々の生活や自然とのつながりを感じることで、コーヒーの楽しみ方が深まることを目指しています。
このコンセプトは、コーヒー豆の生産地での取り組みや
持続可能な農業への貢献という企業の哲学とも深く結びついており
ブランド全体を通してコーヒーの物語を消費者に伝えることが
海ノ向こうコーヒーさんの使命となっています。
持続可能性への取り組み
海ノ向こうコーヒーさんの大きな特徴は、持続可能性を重視した取り組みです。
環境への負担を最小限にし、化学肥料や農薬を使用しないコーヒー栽培を推進しています。
また、現地農家の技術向上と経済支援を通じて、農村部の活性化や森林保護にも力を入れています。
このような活動を通じて、単なるコーヒーの提供に留まらず
コーヒーを通じて産地の文化や生活、未来に対する想像力を呼び起こす企業として評価されています。
未来を見据えて
「コーヒーを飲むことで、遠い産地の自然や人々の未来を支える」という理念は
海ノ向こうコーヒーさんの使命を象徴しています。
コーヒーの生産を通じて、消費者に対して持続可能な社会の一員としての意識を広めたいと考えています。
ブランド名に込められた「海ノ向こう」への思いは
コーヒーを通して他国の人々や自然に想像力を働かせ、消費行動の影響を考えるきっかけを提供することにあります。
海ノ向こうコーヒーの使命は、コーヒーを通して環境保護、地域社会の発展
そして持続可能な未来を実現することです。
この使命は、単にコーヒー豆を販売するビジネスを超え
コーヒー生産地の人々や自然との深い結びつきを促進し、共に成長することにあります。
彼らは、コーヒーの販売を単なるビジネスではなく
より広範な社会的・環境的貢献の一環と位置付けています。
これにより、消費者がコーヒーを飲むという行為を、持続可能な未来に対する貢献と結びつけることを目指しています。
COFFEE JAPAN PROJECT
海ノ向こうコーヒーさんは国連世界食糧計画(World Food Program:WFP)と
ビジネスパートナーであるフロントコーヒーさんと共に、ラオス北部でのコーヒー生産支援を
通じた生活・栄養改善を目指すCOFFEE JAPAN PROJECTを行なっています。
一企業が国連機関と共に国の支援にあたるのは珍しく、とても凄い事です。
日本にいると普段感じる事はないですが、発展途上国などコーヒーを栽培する
実際の現場ってまだまだ劣悪な環境なんですよね。
収入も安定せず、衣食住もままならない・・・という話しをよく耳にします。
持続可能性のビジネスモデル
海ノ向こうコーヒーさんは、ビジネスとしても環境や社会に対する持続可能性を重視しています。
化学肥料や農薬を極力使用せず、自然と共生する農法を導入。
これにより、環境負荷を軽減し、次世代に渡る持続可能なコーヒー生産を実現しています。
さらにコーヒーの栽培技術だけでなく、収穫後の精製技術や輸出に至るまでの
プロセスを現地農家と共有し、経済的な自立を支援
フェアトレードを実践し生産者に対して適切な価格を支払い
彼らの生活水準向上とコミュニティの発展に寄与しています。
焙煎もやっています
海ノ向こうコーヒーさんは会員様向けに焙煎した豆も販売しています。
焙煎士の方が豆の焙煎度合いや配合など希望に応じてくれるので
オリジナルブレンドを作ったりできます。
産地のストーリーを共有し、単なる商材としてではなく
背景を持った商品として提案してくれます。
また、海ノ向こうコーヒーの使命は、生産者と消費者の橋渡しをすることでもあります。
コーヒー豆の背後にあるストーリーを消費者に伝え
コーヒーを単なる飲み物として消費するのではなく
その背景にある文化や人々の生活を感じてもらうことを目指しています。
産地を旅するコーヒー定期便
そんなたくさん買えないという方にはお得な定期便があるのでおすすめです。
20か国以上、70種類を超えるラインナップから、毎月2種類のコーヒーが届きます。
ちょっぴりコース「50g×2種類」1,080円(送料込・税込)
たっぷりコース「150g×2種類」2,376円(送料込・税込)
とお財布に優しいコースがあり、普段目にしない珍しい豆が届くので面白いです。
PRを貼っておきますのでどうぞ↓
コーヒー文化の発信
コーヒーを単に飲み物としてだけではなく、産地の自然や人々の暮らし、文化と共に楽しむという理念を広めています。
「海ノ向こう」というブランド名には、コーヒーを飲む際に遠い国や地域の生産者に思いを馳せ
そのストーリーを感じ取ってほしいという願いが込められています。
このように、コーヒーを通じて環境、地域社会、消費者を結びつけることで
持続可能な未来への貢献を意識したコーヒー体験を提供することが、海ノ向こうコーヒーの使命です。
●BASE CAMP.An という小さなコーヒー屋さんです
●コーヒーモンスターとしてブログ・ネットショップを運営
●その他に洋服・スニーカー・zippo・家具なども販売
●J.C.Q.A認定 コーヒーインストラクター1級・3級講師●IIAC認定エスプレッソイタリアーノテイスターです。
✨あなたのBASE CAMP=癒しの空間となれたら幸いです✨