と思っているそこのあなた!
それがなかなか理に適った器具なのであります。
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1杯専用ドリッパー
1杯(粉15gと仮定)のコーヒーを淹れる時って実は結構難しいのです。
2杯・3杯抽出の時は粉の量も多いのでしっかりとコーヒーの粉とお湯が触れ合う事ができますが
1杯の抽出ですと、すぐにお湯が落ちていってしまい、旨みを引き出せずに終わる事もしばしば・・・
さらに浅煎りの豆だと豆自体が硬いので蒸らしを行っても膨らみにくく、お湯もさら〜と流れていってしまいます。
そこで考えられたのがこのドリッパーです。
他の器具との違い
皆さんの多くが使っている器具の一つにカリタの3つ穴タイプがあります。
これは底部分が平らになっており、穴が3つあいています。
15gの粉を入れると粉は横に広がり、1cmに満たない厚みになります。
私はこの時のコーヒーの粉の厚みをコーヒーの層と呼んでいます。
コーヒーはお湯と粉が触れ合う事で、お湯にコーヒーの成分が移っていき抽出されていきます。
理科で習った溶解というやつです。物質を水などの溶液に溶かすと全体が均一になるあの現象です。
この時、注がれたお湯は重力で下に落ちていきますので、
コーヒーの層が薄いとお湯とコーヒーはすぐに離れてしまいまだコーヒーに旨みを残したまま抽出が終わってしまいます。
そこでこのDEEP27の器具の出番です。
同じ15gの粉でもコーヒーの層は3〜4cm程度の厚みとなり、
しっかりとお湯とコーヒーが触れ合う時間と距離を確保します。
そうすることでコーヒーの旨みをしっかりとお湯に移す事が可能となります。
謎の27
これはドリッパー・フィルターの角度を表しています。
ペーパーフィルターを広げた時27度になるんですね!
三洋産業=CAFECではその他にもDEEP45という器具も出していて、いつかそちらについても書こ
うとと思っていますが、こういう「数字」をうまく使っています。
そういえばハリオもV60と言っていますね、こちらはフィルターを開くと60度になるからです!
色々な角度を試した結果、27度が一番良かったそうです。
まとめ
2杯・3杯となるとコーヒーの層も厚くなるので違う器具であっても抽出が安定しますが、1杯だとブレが生じやすいです。
そこをDEEP27フラワードリッパーが抽出のフォローをしてくれます!
ここだけの話し、適用にお湯を注いでもそれなりにしっかりと味を引き出してくれます!
ちなみに最大でも20g程度しか粉が入りませんので2杯での抽出はおすすめしておりません。
●BASE CAMP.An という小さなコーヒー屋さんです
●コーヒーモンスターとしてブログ・ネットショップを運営
●その他に洋服・スニーカー・zippo・家具なども販売
●J.C.Q.A認定 コーヒーインストラクター1級・3級講師●IIAC認定エスプレッソイタリアーノテイスターです。
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