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コーヒーとカフェイン メリットとデメリット

コーヒーは、世界中で愛される飲み物であり、その人気の背後には独特の香りや味わい

そして心地よい覚醒効果が存在します。

この覚醒効果の主役である「カフェイン」について、どのくらいの知識があるでしょうか?

カフェインは、コーヒーの中でも特に注目される成分であり、飲むことで得られる

メリットやデメリット、適切な摂取量など、知っておくべきポイントがたくさんあります。

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今回は、コーヒーとカフェインについて深掘りし、その魅力と影響を解説していきます。

カフェインの基礎知識

コーヒー

カフェインは、自然界に存在するアルカロイドの一種で、主にコーヒー、紅茶、カカオ

そして一部のエナジードリンクや薬品に含まれています。

カフェインの働きは、脳内でアデノシンという化学物質の受容体に結びつき、眠気を抑えることにあります。

アデノシンは、通常、脳の活動を抑制しリラックス状態を促す役割を果たしていますが

カフェインがその働きを妨げることで、覚醒状態が維持され、集中力や注意力が向上します。

コーヒー一杯に含まれるカフェイン量

コーヒーに含まれるカフェイン量は、抽出方法や豆の種類淹れる際の濃度によって異なりますが

一般的には豆の使用量が10g・抽出量約150mlのコーヒーには約90mgのカフェインが含まれています。

これは紅茶やエナジードリンクに比べて多めであり、短時間での覚醒効果が期待できるのが特徴です。

大きなマグカップですと300mlくらいは入りますので、180mlのカフェイン量となります。

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私が好きなモンスターエナジーパイプラインパンチ355mlで142mgのカフェイン量です。

 

エスプレッソは1杯ソロだと豆の使用量は約7g、抽出量30ml程度と量が少ないため

含まれるカフェイン量は約60mgと、一杯あたりのカフェインは低めですが

濃縮された形で含まれているため風味が濃く、飲んだ後すぐに効果を実感しやすいです。

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カフェラテなどお店によってはダブル=ドッピオで抽出しているお店もあります。 その場合、倍になります。

カフェインのメリット

覚醒効果

カフェインの最大の利点は、眠気を覚まし、集中力を高める効果です。

忙しい朝や、午後のエネルギーが落ちる時間帯にコーヒーを一杯飲むことで

仕事や勉強の効率が格段に上がることがあります。

特にデスクワークをしている人にとっては、この即効性が大きな助けとなります。

パフォーマンス向上

スポーツ選手やフィットネス愛好者にとって、カフェインは筋力や持久力を

向上させるサプリメントとしても利用されています。

カフェインが中枢神経系を刺激し、エネルギーレベルを高めることで、疲労感が軽減され

運動パフォーマンスが向上するという研究もあります。

脂肪燃焼促進

さらに、カフェインには代謝を促進し、脂肪燃焼を助ける効果があることが知られています。

そのため、多くのダイエットサプリメントにカフェインが含まれているのです。

ただし、過度な摂取は逆効果になる可能性があるため、適切な摂取量を守ることが重要です。

カフェインのデメリット

一方で、カフェインには注意すべき点もあります。

過剰摂取や個人の体質によって、以下のような問題が生じることがあります。

不眠や不安感の増加

カフェインは、体内で長時間作用し、摂取後に体から完全に排出されるまで4〜6時間かかるとされています。

そのため、夕方以降にコーヒーを飲むと、夜の睡眠に悪影響を及ぼすことがあります。

また、過剰なカフェイン摂取は、不安感や緊張感を高める場合があり

特に敏感な人にとっては注意が必要です。

依存症のリスク

カフェインは軽度の依存症を引き起こすことがあります。

長期間にわたって大量のカフェインを摂取すると、体がそれに慣れ

同じ覚醒効果を得るためにはより多くのカフェインが必要になることがあります。

また、急にカフェインの摂取を止めると、頭痛や疲労感、イライラといった離脱症状が現れることもあります。

心臓や血圧への影響

カフェインは一時的に心拍数を上げ、血圧を上昇させることがあります。

特に高血圧の人や心臓に問題がある人は、カフェイン摂取に注意する必要があります。

過剰摂取は、長期的な健康リスクにもつながる可能性があるため、適量を守ることが大切です。

適切なカフェインの摂取量とは?

一般的に、成人が一日に摂取しても安全とされるカフェイン量は400mg程度と言われています。

これはおおよそ、コーヒー4杯分に相当します。

ただし、個人の体質やカフェインへの耐性によって適量は異なるため、自己管理が必要です。

妊娠中の女性や心臓疾患を抱える人など、特定の健康状態にある人は

カフェイン摂取量を減らすことが推奨される場合があります。

以前書いたブログにも載せた表↓です。

引用:食品安全委員会 食品中のカフェイン 参照

 

まとめ

コーヒーに含まれるカフェインは、適切な量で摂取すれば集中力やパフォーマンスを向上させ

日々の生活を豊かにするサポートをしてくれます。

しかし、過剰な摂取や不適切なタイミングでの摂取は、健康に悪影響を及ぼすこともあるため

バランスを考えることが重要です。

カフェインのメリットとデメリットを理解し、上手にコーヒーライフを楽しんでください。

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