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パプアニューギニアのコーヒーについて●地理・気候・歴史・特徴など

この前インドネシアの豆について書いたので

今回はお隣のパプアニューギニアについてまとめてみました。

BASE  CAMP .Anでも扱っておりますパプアニューギニアの豆

最近よく耳にするようになりました。

ですが最初はパプアニューギニアってどこ?って感じで

調べたのを覚えています。

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国の配置は大切なのでこれを機会に覚えてしまいましょう!

パプアニューギニアの地理と歴史

パプアニューギニアはここです

パプアニューギニアは世界で2番目に大きな島=ニューギニア島の東半分を含む約600の島々からなります。

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日本の本州は7番目です

46.2万平方キロメートル(日本の約1.25倍)の国土面積を有する南太平洋では大きな島国です。

赤道のすぐ南に位置し、日本からは飛行機で約6時間半です。

たくさんの島々・環礁・サンゴ礁があり

マングローブの生える沼地や広々とした砂浜・・

色とりどりの入江・・

そして密生する熱帯雨林が広がっていて最後の秘境とも言われています。

標高もたかく、標高4500mの最高峰ウィルヘルム山があるビスマーク山脈、それに連なるオーエンスタンレー山脈がど真ん中にあり、東西を横断しています。

人口は約900万人でパプア人やニューギニア人、高地族を中心に多くの部族で構成されています。

その文言語の数も多く、実に800種にも及ぶ色々な言語が話されています。

ニューギニア島の左半分はインドネシア領です。

インドネシアについてはこの前書いたのでそちらも是非CHECKお願いします!

インドネシアのコーヒーにいて●インドネシア~マンデリンやトラジャなど・生産地域と特徴

 

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コーヒーの育つ環境がインドネシアに似ている・・・というだけでいい豆が取れそうですよネ

 

簡単な歴史

国名であるパプアニューギニアは

1526年にニューギニア島に上陸したポルトガル人が「パプア」と名付け

その後に上陸したスペイン人が「ニュー・ギニア」と名付けた・・・

と言うのが始まりです。

「パプア」はマレー語の「縮れ毛」

ニュー・ギニアはそこに住んでいた先住民の見た目がアフリカの「ギニア」に住んでいる人に似ていたために呼ばれるようになったそうです。

そんなパプアニューギニアが独立したのは結構最近です。

色々な国に植民地支配された過去があります。

1526年ポルトガルが上陸してきてたのを皮切りに

1568年スペインよって植民地化

その後ドイツ、イギリスなどによっても支配され

その後オーストラリアにその統治下に置かれ

その後1975年にパプアニューギニアとして独立します。

(参考:外務省HP わかる!国際情勢) https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol71/index.html

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第二次世界大戦では日本軍と連合軍との激戦地となった場所でもあります。

 

パプアニューギニアの気候

パプアニューギニアは山岳地帯が大部分を占めており、「南太平洋最後の楽園」とか「地球最後の楽園」とも言われています。

青い海・ジャングルや熱帯雨林など豊かな自然環境に囲まれています。

気候は熱帯雨林気候です。

場所によって雨季と乾季が異なるんですが、基本5月〜10月が乾季・11月から4月が雨季となります。

雨季はモンスーンの影響で北西から湿った空気が流れ込み、乾季には南東方向から貿易風が乾いた空気を運んできます。

年間降雨量も地域によって差があり、1000~8000mmと異なります。

年平均気温は、沿岸部で昼35度~夜24度、高地部では昼28度~夜14度くらいになります。

ネットで有名なドイコーヒーさんで扱っているシグリ農園なんかは 「一日で一年の気候を繰り返す」と言われる気象変化のある場所です。

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朝夕の寒暖差がコーヒー豆を美味しくしますのでそれだけコーヒー栽培に適した環境であると言えます。

ブルーマウンテンとの関係

ところでコーヒー豆はと言うと

パプアニューギニアには1930年代になってからヨーロッパの宣教師により持ち込まれました。

その時持ち込まれたコーヒーの苗木がタンザニアとジャマイカの苗木でした。

タンザニアからは「アルーシャ」と言う品種の豆で、今でも広くみられるティピカ系の栽培品種です。

ジャマイカからはブルーマウンテンの苗木(こちらもティピカ系)が持ち込まれ栽培されています。

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どうやらティピカ種の木を移植したことが成功鍵の一つと言えるでしょう。

他にもケニア、タンザニアなどからブルボン種が持ち込まれています!

パプアニューギニア産豆の味

赤道に近く沿岸部は暑いため、コーヒーの栽培は高地でおこなわれています。

国の大部分が火山地帯に位置しており、コーヒーの栽培は標高1,500m~2,000m付近の地域で行われています。

標高が高いため昼夜の寒暖差が激しく、火山地帯なのでミネラルが豊富で肥沃な土壌都なります。

パプアニューギニアは、現在では小規模農園がほとんどです。

その分機械化があまり進んでおらず、標高も高い傾斜面での収穫は昔ながらの手作業が主流です。

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収穫の時期は乾季にあたる4月から8月にかけて行われます!

味の特徴としては浅煎りでも深煎りでも美味しく飲めるスッキリ系のコーヒーです。

浅煎りにすれば良質な酸を感じます。

深煎りにすると酸味が消えて苦味をストレートに感じます。

複雑に入り組んだ味というより直球勝負のクリアな後口です。

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うちの奥様はイラつきが態度にストレートに表れ・・・それはもう複雑な関係です。
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