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手挽きのコーヒーミルを選ぶ時の失敗しない為の6つのチェックポイント

コーヒーミル・・・

実は三つ持っているのに一つは台所の高い棚の中・・・

もう二つは玄関のオブジェと化しています・・・

なぜなら私はお家ではコーヒーは淹れないのです。

それには深いわけがございまして・・・

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奥様がお紅茶しか飲まないので家ではお紅茶をいれているのです(焦

さて、前置きが長くなりましたが

手挽きのコーヒーミルを選ぶ時のポイントをいくつかご紹介。

1 ホッパーと粉受けの容量を確認

●「ホッパー」とはコーヒーミルの豆を投入する部分の事です。

ここの容量が小さいと何回も豆を投入しなければならず面倒です!

上の豆を入れるスペースの事です。

●次に「粉受け」とは挽いた豆の粉が入るスペースの事です。

ホッパーと同じで、粉受けの容量が小さいと

一人分の時はいいですが、同時に何杯も淹れる時は

数回に分けて挽かなければならないので面倒です。

さらに粉受けの引き出しがついているクラシックな

スタイルのミルはいいですが、粉受けがネジ式のタイプ

で固定されいるコーヒーミルは外すのに結構な労力がいるので面倒くさいです。

 

最近はワンタッチで外せるものも増えてきました。

 

2 ホッパーにフタがあるかないか

この豆を投入するホッパーですがフタがあるものとないものが存在します。

コーヒー豆は深煎りの方が豆自体が柔らかく挽きやすいです。

なので浅煎りの豆は結構力がいります。

さらに浅煎りの豆はポンポン飛び跳ねて逃げていきます。

ホッパーにはフタがあったほうが便利です。

さらにフタがないとホッパーに埃がたまってしまい汚らしいです。

玄関に飾っている私が言うのだから間違いありません

小まめに掃除するか、結局は布巾などでフタをする事になります。

3 水洗い出来る?・出来ない?

水洗いできた方が個人的には気持ちがいいです。

深煎りのコーヒーは豆の表面にコーヒーの油分が

出てきてテカテカとしています。

それを水洗いできないコーヒーミルで挽くと否が応うにも

コーヒー豆の油分がくっついてしまい、ギトギトになります。

毎回分解清掃すれば良いのかもしれませんが

5番で説明する挽き目の調節も面倒です。

 

さらに木製のコーヒーミルであれば粉受けの

掃除しにくい端っこの部分にコーヒーの油分が付着していき

のちに酸化して嫌な臭いを放ちます。

アイスコーヒー用などの深煎りの豆はお店で挽いてもらったほうが良いかもしれません。

セラミック歯・ガラス製粉受けなら水洗いOK

4 握りやすい?挽きやすい?

自分で挽いてみて最初に思ったのは

結構回し続けないといけないんだな・・・という事です。

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家のミルでコーヒー豆15gで80回くらいでした。

最初はいいですが、挽きつづけていると段々疲れてきます。

家庭用ならドッシリとした安定タイプがお勧め

やはり形がどっしりとしたタイプが安定して疲れにくいです。

もしくは底に吸盤がついていたり

ゴム素材で滑りにくくなっているタイプの方が安定感があり挽きやすいです。

よくあるスタイリッシュな細長いタイプのコーヒーミルは

持ち運びにはとても便利ですが握りにくく安定しにくいです。

力をいれて持ちやすい形がお勧めです。

取っての部分の長さと握りやすさ

次に回す取っ手の部分が長いほうが力が少なくてすみます。

苦手なので詳しくは説明できませんが、理科で習った力点・作用点的なあれです。

握る部分も若干ですがメーカーによって違います。

やっぱり大きい方が握りやすいです。

5 挽き目の調整の仕方は?

一般的な手引きのコーヒーミルは挽き目を調節するのに

歯車のような調節ネジを回して微調節して設定をします。

慣れれば目分量で大まかなとこまで調節できるので簡単ですが

慣れるまでは四苦八苦すると思います。

結構な数のお客様が結局挽き目は調節していない=最初に調節したままで使っておられるようです。

抽出の仕方でお勧めの挽き具合も異なります。

せっかくなら色々楽しみたい所ですよね。

また、きれいに清掃したくても分解してしまうと挽き目が

わからなくなるので分解清掃はした事がない・・・という方ばかりです。

なので最近は挽き目をダイヤル式に簡単に

調節できるタイプのコーヒーミルが増えてきました。

6 最後は愛着が湧くかどうか

結局最後は見た目でも何でも、気に入ったかどうかだと思います。

使いにくくてもかわいい憎めないあいつ・・・

眺めているだけで嬉しくなってしまう・・・

そんな愛着が湧く一品かどうかだと思います。

高価でも所有する事で得られる満足感もあれば

使い勝手が良く、お値段もリーズナブル、いい買い物をした♪

など評価のポイントは千差万別・十人十色です。

コーヒーを淹れるのが楽しみになる

そんなコーヒーミルに出会ったらそれが「買い」だと思います。

コーヒーモンスター
おっと・・・ではお紅茶をいれてきます。

 

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