コーヒーモンスター
コーヒーに関する質問などにコーヒーモンスターがひっそりとお答えしています。

コーヒー

ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェ 何が違うの?1日何杯まで大丈夫?妊婦さんは?

ノンカフェインとカフェインレス・・・ノンなのかレスなのか・

似て非なるこの二つ。

・・・そう、寝ているんじゃない、目をつぶっているだけ・・・

と言ってうとうとしていたら怒られ

気づけば明け方ゴソゴソと布団に入る・・・

コーヒーモンスター
どうも!コーヒーモンスターは今日も元気です

カフェインレス・デカフェ・ノンカフェイン それぞれの違い

最近日本でもカフェインレスコーヒーの

需要が高まってきたかと思います。

ですが欧米では以前からカフェインレスコーヒーの需要があり

市場の30%程度を占めるにいたっているそうです。

「カフェインレス」は読んで字のごとく・・・

何となくイメージできます。

一方「デカフェ」って言われても最初は何の事かわかりませんでした。

結局はほとんど同じ意味合いで使われています。

カフェインレスとデカフェはカフェインがほんの少し残ってる

カフェインレスもデカフェも

本来カフェインを含んでいる物から

カフェインを取り除いた物になります。

なのでカフェインレス・デカフェと言っても

微量ながらカフェインが入っています。

コーヒーモンスター
カフェインレスが英語 デカフェはフランス語の差です。

ほぼ同じ意味合いだと言われています。

ヨーロッパでは規定が設けられていまして

カフェイン含量がコーヒー豆中の0.2%以下

(インスタント・コーヒーでは0.3%以下)

であるもの以外はデカフェという名称を使うことはできないそうです。

ちなみに日本ではカフェイン含量の規定はまだありません。

ノンカフェインはカフェインが全く入っていない

ノンカフェインは元からカフェインが全く入っていない物になります。

NONが「ない」という意味で

LESSが「より少なく」という意味です。

カフェインレスのコーヒーは既に存在していますが

まだノンカフェインのコーヒーは市場には出回ってはいません。

色々な国でもう100年も前から研究されているようですが

コーヒーの美味しさはそのままにカフェインをまったく含まない

新しい品種というのは私の知る限りまだ生産されていないようです。

 

カフェインは苦味と濁りの要因の一つです

カフェインはコーヒーの苦味の要因の一つであり

コーヒーの濁りの原因とも言われています。

品種や生産地・土壌環境などによって異なりますが

アラビカ種に比べカネフォラ種の方がカフェインを多く含んでいます(約2倍)。

もっとクリアなアイスコーヒーが飲みたい・・とお客様から言われ

話を聞いていたらカネフォラ種の豆で抽出していたという

お客様が過去に一人だけいました。

こう書くとカネフォラ種が悪いみたいで嫌なんですが

スッキリクリアなテイストのコーヒーには向いていないと思います。

また、水出しアイスコーヒーは冷たいお水で抽出する事でカフェイン

が溶け出しにくくまろやかな味になります。

1日何杯まで大丈夫?カフェイン濃度から考える

コーヒーやお茶のカフェイン濃度

ちなにみカフェイン=コーヒーといったイメージがありますが

お茶なんかにも含まれており、コーヒーだけ控えても意味がありません。

とても参考になる資料がありますので貼っておきます。

引用:食品安全委員会 食品中のカフェイン 参照

大人の目安は1日3~4杯がお勧め

食品安全委員会という機関の海外のデータ(下に図があります)

のまとめによると

1日マグカップ3杯程度(1杯237mlとする)を推奨しております。

コーヒーモンスター
我が家のカップなら1杯180ccくらいなので 約4杯飲んでも大丈夫のようです!

 

ただしアメリカンコーヒーとは? 薄め(お湯割り)と軽めの違い

アメリカンコーヒーとは? 薄め(お湯割り)と軽めの違い

にも書きましたが

コーヒー豆の使用量などで濃度にも差がでてきます。

濃度が濃ければ成分も多くなりますので注意して下さい!

妊婦さん・授乳中のお母さんは?

こちらも食品安全委員会の資料をお借りしたと思います。

国によっても数値が異なり、あくまで海外の目安程度ではありますが

1日に1~2杯程度は飲んでも大丈夫のようです。

ただし、コーヒー以外に緑茶や紅茶などを飲んでいる場合は

もっと少なくなります。

あくまで自己責任でお願いいたします。

コーヒーモンスター
我が家も奥様は妊娠中はノンカフェインの麦茶ばかり飲んでいました。

 

引用:食品安全委員会 食品中のカフェイン 参照

 

是非お試しあれ

デカフェであってもコーヒーに含まれるクロロゲン酸

などのポリフェノールはしっかりと残っています。

ポリフェノールは、消化液の分泌を助けるため

消化を促進する作用があります。

さらに、血糖値の上昇を抑える作用もあり

体内で余った糖が脂肪に変わるのを抑制してくれます。

カフェインが気になる方は是非試してみて下さい!

カフェインの除去方法については

コーヒー豆のカフェインはどうやって抜くの?除去方法を4種類紹介

 

をCHECKして下さいネ!

 

コーヒーモンスター
嫁のやさしさは「やさしさレス」なのか「ノンやさしさ」なのか・・・

そう、昔はあったのかそれとも最初からなかったのか・・・

いや、厳しさもやさしさか!

 

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