ドリッパー選びでやっぱりよく聞かれるのが陶器製と樹脂製の違いです。
と思われがちのドリッパー。
今回は陶器と樹脂製の器具の違いからどちらを選べば良いかアドバイスしたいと思います!
Contents
陶器製ドリッパーの良いところ
見た目が良い
陶器製の器具の良さはまず見た目の良さがあります。
カラフルな器具はテンションアップ間違いなしです。
質感が良い
見た目に艶があり、手に取ってもずっしり重たい重厚感。
保温力が良い
陶器で出来たドリッパーは陶器内部にたくさんの気泡が入っています。
なので一度温められた陶器のドリッパーは保温力が抜群です。
陶器製ドリッパーの悪いところ
冬場は温めないと逆に冷たい
陶器製なので外部の温度=保管場所の温度によって温度が変化します。
コーヒーの美味しく感じる季節=冬の寒い時期は逆に冷たくなってしまいます。
暖房が聞いた部屋であってもキッチンの棚の奥にしまっている器具はひんやりします。
なのでしっかりとお湯で温めて使用しないといけません。
落としたら割れる
陶器なので落としら割れます。
器具を買いに来てくれる人の何割かは「割れてしまったから」です。
値段が高い
高級感はありますが、その分値段が高いです。
サーバーやカップにあたりカチカチ言ってきになる
陶器なのでガラス面にあたるとカチカチ音が鳴ります。
サーバーやカップなどにセットして抽出する時に意外と気になります。
乱雑に扱うことはないでしょうが、気にするお客様が結構います。
重たい
これも陶器だから仕方ない事ですが少し重たいです。
ドリッパーだけならなんてことないですが、サーバーにセットして
お湯を注ぎ、ちょっと移動させたいなんて時があると結構重たいです。
樹脂製ドリッパーの良いところ
年中温度変化が少ない
樹脂製の器具は温度変化が少ないので真冬であってもそこまで
ひんやりする事はありません。
その分温めても保温力はあまり高くありません。
透明なので横からコーヒーにお湯が染みていく様がみれる
透明タイプのドリッパーなら最初の蒸らしの時に
お湯が染みていくのを目視で確認できるので
お湯をどれくらい入れれば丁度いいのか段々とわかってきます。
数秒かけて染み渡っていき、最初の一滴がポトッと落ちる感じが見て取れます。
軽くて落としても平気
樹脂製の器具は軽いので持ち運びが楽なのと
落としても割れないので安心です。
陶器のようにサーバーやカップに置いてもカチカチしません。
値段も安価で揃えやすい
陶器タイプを一個買う値段で何個も買えますので
色んなメーカーのドリッパーを買って試したり出来ます。
樹脂製ドリッパーの悪いところ
使っていく程にキズや白い濁りがでてくる
割れることはほぼないのですが、月日とともに段々と
キズがついたり、白く濁ったような=曇ったような感じに痛んできます。
チープ感がある
陶器に高級感があるならば、樹脂製はチープ感があります。
安くて軽いですのでそう思わされてしまいます。
見た目の華やかさがない
最近では色々なカラーのタイプが出ておりますのでそこまで気にならなかったりもしますが
陶器タイプの方が光の当たり方や質感の違いで見た目の華やかさでは負けると思います。
まとめ
最初は樹脂製で色々なメーカーさんのドリッパーを試してみて
気に入ったメーカーさんのドリッパーで気になるやつがあったら買って下さい!
以前書いたコーヒーミルの記事にもありますが結局最後は愛着が湧く器具かどうか
ってところが決めてかもしれません!
●BASE CAMP.An という小さなコーヒー屋さんです
●コーヒーモンスターとしてブログ・ネットショップを運営
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●J.C.Q.A認定 コーヒーインストラクター1級・3級講師●IIAC認定エスプレッソイタリアーノテイスターです。
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